怪物的な怪物の本

本屋ってやつは、恐ろしい。

本屋には、わかりやすそうな参考書が、嫌気がさすほど並んでいる。選択肢を増やすことで、選ぶのに余計時間をかけさせようという戦略が見え見えだ。
参考書を購入しにくる者は、ウキウキで参考書を漁っているが、だいたいその間に無駄な時間が過ぎていく。
「本屋は受験生の時間泥棒」と言っても過言ではない。

さらに、参考書ってやつも、恐ろしい。
参考書を本屋で選んでいる者は、だいたい参考書を選んでいるだけで賢くなった気になっている。
買っても半分やるか、やらないか、
もっとひどいのは、買って放置。
「参考書は受験生を呪う書」と言っても過言ではない。

買ってモチベーションが上がるのは結構。

でも、買ったからにはボロボロになるまで使え。

実際、私自信、買いすぎて失敗した身である。
買いすぎた結果、一冊一冊の完成度が低いまま、試験を迎え、みごとに落ちた。

一冊を完璧に。

どれを使えばいいかわからない人は、知っている人に聞こう。
フォーマルの勉強相談でもよし。

持っている参考書は、手垢で真っ黒になるまで使おう。
単語帳は表紙がちぎれるくらい使い込む。
ボロボロになった参考書を試験会場に持って行け。
その参考書が、自信になるから。
きっと、周りの奴らは君にビビってるぞ。

さあ、頑張ってみよう。